Jetson Nano アクリルで簡易ケースを作成
Jetso Nanoが「全裸」のままです。
今回なにか服(カバー)を着せてあげようということで保護を考えます。
既に3Dプリンタを使い自作でJetsonNanoの専用ケースを作られている方(@norifumiさんとか)がいますが、残念ながら自分は高性能な3Dプリンタを持ち合わせていないので今回は他力本願(外注)でいきます。
今回のやりたい事一覧です。
1. 最低限基板をホコリなどから保護出来ること
2. 少しのオリジナリティ
3. 出来ればキレイに仕上げたい
4. ヒートシンクに冷却ファンを付ける
Jetson Nano アクリルで簡易ケースを作成
材料
今回購入した材料たちです。
・M2スペーサー20mm *4 + M2ネジ10mm *8
・M3ネジ14mm *4 + M3ナット *4
・Illustratorデータ
・40mmファン
Jetsonをアクリル板で基板上下に付けるという最低限な感じ保護を考えています。アクリル自体は専用のカッターで切れるのですが、細かい加工は手では難しいのでプロの機械に頼ります。
(1回トライして諦めたの図)
レーザーカットサービス
今回利用したのはアキバの自作キーボード屋「遊舎工房」さんで行っているレーザーカットサービスです。
指定のデータを入稿して後は材料を決めたら費用を出してくれます。
最初はDMM.makeやFabcafeを考えていたのですが、見積金額を比べても遜色なく移動時間など手間を省くために遊舎工房さんを選びました!
データづくり
カットをお願いする所は決まったので次にデータ作りです。
立体物だとOBJやSTLデータというものがよく使われるのですが、今回作るのは2Dなのでイラレで作りました。
ヒートシンクの部分だけクリアランスをとり、あとはアクセントに文字を入れてみました。
データが出来たので遊舎工房にお見積り依頼!
材料:アクリル(キャスト材)- 蛍光板
厚さ: 2mm
サイズ: A5
色: 蛍光グリーン
送料500円込みで、計4,493円。
そして注文。
組み立て
注文していたアクリル加工が届きました。
早速もろもろを組んで行きます。
まずはヒートシンクのファンから。
M3ですが、ねじ切りされていないため力技で固定を。なんかヒートシンクと干渉するらしくナットをスペーサー代わりに入れました。
次はアクリルです。基板の穴はM3(っぽい)ですが、M3ネジが通りませんでした
基板にタップ立てて良いのか怖かったのでM2.6ネジとスペーサーで安全に固定。
装着完了!できあがりです。
この彫刻を入れる事でぐっとカスタム感が出ていて気に入っております
まとめ
材料費と遊舎工房さんの外注コスト合わせて約6,000円でした。
[材料費]
40mmファン 785円
スペーサとネジ 600円程度
[遊舎工房]
材料・カット費 4,493円
正確な寸法を知りたい人はNVIDIA公式でSTEPファイルを公開してくれているいのでそこから
https://developer.nvidia.com/embedded/downloads
フォントはHuntというフリーフォントを使っています。
https://www.dafont.com/hunt.font