物産展ナビの更新と最近のロボット事情
4秒でウォーリーをさがせ!
近頃めっきり涼しくを通り越して肌寒くなってまいりました、
皆様いかがお過ごしでしょう物産展ナビを更新しました志知です。
物産展ナビの情報を集めているときは
物産展以外にも色々と収集できます。
最近ですと、物産展ではないのに登録していますが
ハロウィン・クリスマス・正月のおせちなどなど。
ハロウィンは時期ですが、既にクリスマスと来年のことを考えなければならない時期のようです。
一年はあっという間ですね。
気づいたら2ヶ月などすぐに経ってしまいますね。
2ヶ月前は夏ですし、2ヶ月後は年末です。
因みに私のおすすめはJR名古屋タカシマヤの
クリスマスケーキとおせち。
共にデジタルカタログがありますがとても美味しそうです。
職業柄あぁいったカタログを見ているとついつい動作チェックをしてしまうのですが
あれらはJavascriptで動いてるようですね。
数年前まではFlashが使われていましたが
Flashのサポート終了もあり最近はHTML5とJSでの構築が基本です。
最近はFlashで作られていたシステムをHTML5に移行させる作業などもあります。
もちろんスペース・アイでもご依頼いただけますよ?
大丸・松坂屋のハロウィン ウォーリー
情報を収集しているときこんなイベントを発見しました。
大丸・松坂屋でウォーリーをさがせ! とコラボイベント。
懐かしいですね、ウォーリーをさがせ。
私の子供の頃は小学校の図書室で探していたりしたものです。
最近の子供達にこの話題は通じないらしいのですが…。
で、イベントと全く関係ないのですが記事を見たときふと思い出したのです。
ちょっと前に話題になったウォーリーを探すロボットのことを。
4秒で支度しな
天空の城ラピュタでドーラおばさんはパズーに言ったものです。
「40秒で支度しな」と。
このロボットは4秒でウォーリーを見つけてくれるそうです。
人間の目の認識力は曖昧なもので、ウォーリーを探すのに40秒は掛かるかもしれません。
しかしロボットは1/10の時間で見つけてしまいます。
そもそもが人間の目の認識力の話になりますけども。
目で捉えた情報は脳に送られ人間はものを見たと認識しますが、
その際に脳が補完している情報量は2割とも8割とも言われています。
つまり殆ど補完か、一部補完か、どちらにせよ実際の物から補完されて人は認識しています。
では人が「ウォーリーをさがせ」を見るとどうなるか。
赤と白の縞模様の服、同じ縞模様の帽子、ジーパン、杖。
ウォーリーかもしれない。ウォーリーかもしれない。ウォーリーかもしれない。
人間の目は周りの情報を見て「探しやすい特徴」から探そうとします。
一般的な視線誘導に近いものですが、曖昧さを省こうとする人間の特徴です。
There’s Waldoの仕組み
There’s Waldo is a robot that finds Waldo
ではウォーリーを探すロボットの仕組みは?
動画を見て頂ければわかると思いますが顔認証の応用です。
機械にウォーリーの顔を学習させ、人間の顔のみでウォーリーを判断しています。
つまり最初から「ウォーリーかもしれない情報」ではなく「ウォーリー」を探します。
元々「かもしれない」で人を混乱させる目的の書籍ですから
やってることが違って本筋とずれている気はしますが、これが顔認識の力なのでしょう。
これでわかることはロボットの探し方は根本的に人間と違うことです。
逆に言えば「人間ができない探し方」をロボットはできるということです。
この前提を意識するとまた新しい認識方法が出てくるのかもしれませんね。
因みに学習データは62枚のウォーリー画像で作られてるらしいです。
最近は学習回数が少なくてもきちんと判断できるみたいですね。