5年前と今のハードディスクの違い
5年前と今のハードディスクの違い
サーバー担当の前野です。
最近HDDの故障が増えており、ここ1ヶ月間に週2個のペースで故障ディスクが量産されています。
特に発生が多いのは運用から3年目と5年目のサーバーですが、
運用5年目となるR300というデルのサーバーでは、
ハードディスクの型番がST3500320NSからWD5003ABYX-18WERA0に変更となりました。
生産終了/切替で保守ストックパーツも新しい型番へ移行されたようですが、
世代が新しくなった事でどのような変更があったのか調べてみました。
※旧ハードディスクは2007年に発売され、新ディスクは2010年発売のようです。
種類 | 交換前 | 交換後 |
型番 | ST3500320NS | WD5003ABYX |
接続速度 | SATA 3Gb/s | ← |
キャッシュ容量 | 32MB | 64MB |
ディスク容量 | 500GB | ← |
回転速度 | 7,200RPM | ← |
転送速度 | 105MB | 128MB |
消費電力(アイドル時) | 7.96W | 4.5W |
消費電力(通常時) | 11.16W | 6.4W |
今回は別メーカーのディスクへの交換でしたが、
転送速度が22%ほどアップし、消費電力が56~57%ほど減少しました。